あすなこ白書

日本のドラマっておもしろい!

2019冬ドラマ初回感想①3年A組~家売るオンナの逆襲

出来ることならば、ドラマは最初から見た方が面白い。

常々そう思っている暇な私が各局の新ドラマの感想を(TVerの無料後追い放送に間に合うように)足早に話します。

 

①3年A組 -今から皆さんは、人質です‐(日テレ日曜22時30分)

 

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3年A組 ―今から皆さんは、人質です―|日本テレビ

初回:★★

卒業まで残り10日となるなか、担任の柊一颯(菅田将暉)は3年A組29人全員を集めて、突然こう告げた。「今から皆さんは、……僕の人質です」。爆発音が鳴り響き、騒然となる生徒たちを柊は教室内に閉じ込める。彼の最後の授業とは数ヶ月前に自ら命を落とした『ある一人の生徒の死の真相』について。遺書もなく、何かを告げることもなく、突然この世を去ったかつての学園のスター生徒。この真実を知るまで誰も卒業はできない。29人の生徒は自らふたをし、目を背けていたその『真実』と向き合うことになる。(Wikipediaより)

 

ジャンル:「何か見たことがある」が詰まったサイコ系学園ミステリー

 

・普段あまりドラマを見ないライトユーザー狙い?

・ゾクゾクさせたいらしいけど、緊張感はあまり感じない

・ダイヤの原石どころか、既にダイヤな逸材が揃っている生徒たち

 

公式はとにかく私たちをゾクゾクさせたいらしいが、いまいち緊張感を感じないチープな演出が日テレドラマっぽい。ゾクゾクはしないけれど、生徒がサバイバルナイフ持っていたり教師がピーーーーー(ネタバレ)なこともするので、ショッキングな描写が苦手な人には厳しいかも。

しかしこの際内容はどうでもいい、注目すべきは若手キャスト!学園モノはダイヤの原石を見つける楽しみもあるけれど、3年A組には既にダイヤモンドが揃っている。むしろド新人を見つける方が難しい。「3年A組に出てるあの子いいよね~、絶対売れると思う!」と呟けば、「いやww既に売れてますけどwww」みたいなリプライが来るだろうから私が見つけましたツイートは避けた方が良い。個人的推しは、「母になる」「アンナチュラル」出演の望月歩とドラマ版「チア☆ダン」出演の堀田真由。唯一無二の存在感を放つ富田望生に川栄に今田美桜とか、もうメジャーどころがゴッロゴロ。その中でまた新たな才能が出てくるのかとワクワクするけど、私が見つけましたツイートはグッと堪えよう。若手キャストの黒歴史にならないことを願います。

  

②トレース〜科捜研の男〜(フジテレビ月曜21時)

 

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トレース~科捜研の男~ - フジテレビ

初回:★

23年前の6月、当時小学生だった真野礼二は学校から帰宅後に、自宅で何者かに惨殺された家族の変わり果てた姿を発見する。葬儀で真野はこの事件の真相を自らの手で解明することを涙ながらに誓い、警視庁科学捜査研究所の法医科に所属する法医研究員となる。(Wikipediaより)

ジャンル:オモシロ科捜研ミステリーかと思いきやド級のサスペンス

 

・『科捜研の女』のパロディかと思えば悪い意味で「そうじゃない」

・月曜から耐え難い重さ

・主役は船越英一郎

 

「科捜研の男」なんて言うからミタゾノっぽい感じだろうと思っていたら、ド級のサスペンスで腰抜けた。初回なのに全く掴みのない内容にも腰抜けた。漫画原作で舞台は科捜研、ヒロインの名前は沢口だから「これ科捜研の男じゃ~~ん、サブタイトルにしちゃお☆」的なノリが全てを台無しに…なぜ科捜研の男を名乗った…!

初回に思った「なぜ…」だけで3000字くらいは書けるけど、フジ的には春夏くらいに控えてる本命作品前の箸休めなのかもしれない。それにしてもアンナチュラルが大ヒットして未だに熱が冷めない今、これ持ってきます…⁉船越英一郎ファンの方くらいには薦めたいけど、私が帝王のファンなら本家本元のサスペンスを見ます。

 

③家売るオンナの逆襲(日本テレビ水曜22時)

 

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家売るオンナの逆襲|日本テレビ

初回:★★★.5

天才的不動産屋・三軒家万智。彼女に売れない家はないという。客の抱える個人的な問題をも慧眼で察知し、容赦なく関わりながら、家という人生最大の買い物を型破りな方法や手段で豪快に売りまくる彼女の働き方・生き方に、次第に周りの人間も影響を受け、感化されていく。(Wikipediaより)

 

・イケメン見たいならここ!!!!(重要)

・何も考えるな、キャラクターをただ愛でろ!! 

 

「天才的不動産屋・サンチーがあらゆる角度からプロモーションを仕掛け、家を売りまくる話」と頭においておけば、いつ何時から見始めても大丈夫。チープな内容も相変わらずだけど、キャラ設定のセンスの良さも健在!視聴者の「こんな○○、見たかった…!」が詰まった夢のある作品で、目の保養をするならば一先ずここ。完全無欠のクールビューティー北川景子をコメディエンヌとして活かせるのも家売るオンナくらいかもしれない。

 

□深夜ドラマ部門□

 

④ ゆうべはお楽しみでしたね(TBS火曜1時28分)

 

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MBSドラマイズム「ゆうべはお楽しみでしたね」 | MBS

初回:★★★

ドラクエシリーズ初のMMORPGである『ドラゴンクエストX』に最初は戸惑っていた「パウダー」だが、ゲーム内で死んでいたところをオーガの「ゴロー」に助けられたためフレンドになる。そんなある日、ゴローはアパートの賃貸契約が切れるということで、一人暮らしをしていたパウダーの家に引っ越し、ルームシェアすることになる。

しかし、パウダーはゲーム内では女キャラクターだったが現実には男で、ゴローはゲーム内では男キャラクターだったが現実では女だった。お互いに同性だと思っていたためルームシェアを承知したはずが、勘違いで異性とのルームシェアになってしまう。(Wikipediaより)

 

・ゆるっと深夜ドラマを見たい人におススメ

・本田翼の「じゃあ、ドラクエしよっか!」に作品の魅力が詰まっている

 

ゆるっと深夜に楽しめる30分。普段派手めな化粧をしている本田翼が家に帰ったらモコモコのジェラピケを着てドラクエしてるなんて、なんつー夢のような光景…!その桃源郷が、ここにはあります。岡山天音の害がないラブコメ主人公男っぷりも良い。普段イケメン声優で活躍している宮野真守が、声は良いが何とも鬱陶しいアニメイト店員を好演!2019年はドラマ界隈でも見かけることになりそう。

 

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次回は日曜劇場「グッド・ワイフ」視聴後に更新(予定!)