「モンテ・クリスト伯」の視聴率が低すぎるのTell me why?

「花晴れ」と「あなたには帰る家がある」しか見ていないという会社の先輩に「今期で何が面白い?」と聞かれ、モンテ・クリスト伯と答えた。

すると先輩に「ディーンは演技も顔も良いけど歌がダメだから見てない。というか俳優が歌を歌うのに抵抗がある…」と言われたので、ついカッとなり「むしろ顔と歌はいいじゃないですか!!!!」と机ドンをしてしまった。ファンか。いやファンなのかも…

 

 

 

 

モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐(フジテレビ木10)

 

おディーン様のファンの方が見てくださっていたら、冒頭からごめんなさい。

 

なぜ今回モンテ・クリスト伯(以下:モンクリ)のことを書こうと思ったかというと、面白さと視聴率がまったくと言っていいほどに比例していないから。

あれ、これ前クールもその前も言ったような…。そう。何と恐ろしいことに、前クールの「となかぞ」「刑事ゆがみ」と全く同じ現象がこの「モンクリ」でも起こっている。

2018年春から視聴率の測定方法が変わり、今まで日の目を見なかった作品たちが遂に報われる時代が来たと思っていたが全く変わらなかった。

 

こんんなに面白いのに…?

 

私のTLではこんんなにも毎回盛り上がっているのに…?ell me why so why sowHHHHHHHHYYYYYYY!!!!???

 

 

 

 

失礼。

というわけで私のTLでは視聴率80%といっても過言ではないモンテ・クリスト伯」の魅力を、まだ見ていない方々に向けてこのままのテンションで三つお伝えする。もうオチが見えているけど気にしない。

 

 

 

 

 

モンクリの魅力①神が采配したのかと思うほどの隙の無いキャスティング

 

 

 

 

テレビドラマの低視聴率の原因の一つに「役者嫌い」というものが考えられる。例えばモンクリの場合、名指しで大変申し訳ないが「ディーンだし…」「ジャニーズだし…」で避けている方もいるのではないだろうか。

 

主演のおディーン様は、まさに賛否両論ある役者だ。

朝ドラで旋風を起こして以来、数々の話題作に引っ張りだこ。沢山ファンもいる反面、そうでない人もいるだろう。まあこれはスターが背負う一種の宿命みたいなものなのだけれど…まさにそれがおディーン様だ。

 

しかし彼は役にあたると、ドドドドドハマりする役者なのだと声を大にして言いたい。どハマりじゃない、ドドドドドどハマり。

  

五代様以来、ドラマでおディーン様の良さを発揮できていた作品は少なかったように思う。個人的に言うとTBSのIQ246くらいで、もし私がおディーン様のマネージャーならば少なくとも「イマキョー」は絶対に断っている(ちなみに坂道のアポロンのおディーン様は最高)

 

 しかし今回の「柴門暖」ならびに「モンテ・クリスト・真海」という役…これがまさに、おディーン様にドドドドドはまりの役なのだ。

 

 

 

ちなみに、今作で登場する「柴門暖」と「モンテ・クリスト・真海」は同一人物である。

 

元々おディーン様は「柴門暖」という青年だった。
守尾漁業という水産会社に勤め、海と仲間と山本美月を愛する柴門暖。それが一変、知人たちから謂れのない罪を着せられ投獄される。そこから見事な脱獄を果たし、10数年の月日を経て生まれ変わった姿こそが「モンテ・クリスト・真海」なのだ。何を言っているかわからないかもしれないけど、それがモンテ・クリスト・真海なのだ。

 

モンテ・クリスト・真海って何だよと鼻で笑っていても、いざ、おディーン様に微笑みながら「どうも、モンテ・クリスト・真海です」と言われたらなんか納得してしまいそうだし、ん?と思いつつも、「へーこの人、モンテクリスト真海さんって言うんだ〜」と思ってしまうだろう。このモンテ・クリスト・真海という少々トンチキな名前もさらっと着こなすのがおディーン様。今の日本でこの名前がしっくり来るのは、おディーン様かクリス・ペプラー氏くらいしか思いつかない。

 


真海はある人物から莫大な財産を受け継ぎ、それを元手に投資家として大成功をおさめた。気品溢れるおディーン様のお顔立ちは「桁違いの財産を持った謎の投資家」という浮世離れした設定にも負けずにピタッとフィット。今となってはあの独特な台詞回しも、金持ちならではの「余裕」や「凄み」を感じさせる。

 

十数年の投獄生活で真海が得たものは、莫大な財産だけではない。豊富な知識と屈強な精神も手に入れた。

今作のモンテクリスト伯は英語や日本語をはじめ、なんと4ヶ国語を話すというマルチリンガルっぷり。やはり「英語など多国語を流暢に話せる」という条件だけで考えてみても、この役ができるのはおディーン様し…いやクリス・ペプラーも話せるな!!?

 

 

冗談はさておき。

 

彼の運命が変わる銀行でのシーン。

名前を聞かれた際に「柴門暖」でも「モンテクリスト」でもなく「Monte Cristo」と答えるおディーン様は最高にCOOLだった。是非見てほしい。このシーンの為におディーン様をキャスティングしたのでは、というくらい印象的な場面だ。

冷酷な笑みを浮かべ裏切られた知り合い達を掌で転がしつつも、且つての恋人だったすみれ(山本美月)の前ではその氷のような表情が解け、切なく歪むおディーン様のギャップも良い。とにかくおディーン様のハマリ役だ。

 

 

そんなおディーン様を支える役者陣はというと、豪華なことは勿論だがどちらかというとかなりの技巧派が揃っている。

 

先ほど「ジャニーズは…」と書いたが、今作に出演している関ジャニ∞の大倉くんは全くソレを感じさせない。暖を欺いた一人・人気俳優の南条幸男を演じているが、少し影のあるスターっぷりがとても板に付いてる。圧倒的な正統派ヒロイン・山本美月も可愛い。

 

他にも高橋克典新井浩文稲森いずみ山口紗弥加伊武雅刀田中泯まって何なんだこの隙の無さ!!

 

 

 

囲まれたら窒息してしまいそうなほど隙が無いキャスティング。サザエさんで言うと、サザエさん一人に対して5.6人フネさんがいる感じ。マスオの入る余地などない。

そのガッチガチの中堅・大御所の中に入ってきた若手が、高杉真宙葉山奨之岸井ゆきのって嗚呼、もう何つういやらしさ…!(褒めてる)そこにひょっと現れた桜井ユキも、我々に強烈なインパクトを残した。

 

一人いるだけで心強いフネさんがまさかの複数人いて、それぞれが匠の仕事をしている作品…それが「モンテ・クリスト伯」。食わず嫌い見ず嫌いだった方も、まずはチャンネルを変えてみていただきたい。フネさん達にすごい勢いで引きずり込まれます。

 

 

 

 

 

モンクリの魅力②急転直下の怒涛の展開が凄まじい!

 

 

 

今作は所謂「復讐モノ」だが、その復讐が過去見ないほどにエグい

原作読破をした方々の「ドラマの方がえげつない」というツイートもよく見かけるし、私も今作を見ている時にうまく息ができていないんじゃないかと思うほどに毎回息苦しい。毎度毎度後半からの盛り上がりは特に異常で、物凄いスピード感で容赦なく我々視聴者を打ちのめした後、更にとんでもない次回予告が入り毎回放心状態。そう、この作品全くと言っていいほど「躊躇い」がないのだ。

 

 

これは6話を見ていた時の私の実況ツイートだが、恐らくこの呟きの間約五分間、私はツイートどころか息をしていない。息を吸うのを忘れていたような気がする。

しかし怖いもの見たさで毎回指の隙間からマジマジと見てしまうような面白さがあるのがモンクリなのだ。

 

1を言ったら100のネタバレになってしまうのと、おディーン様の下りで熱くなりすぎた故に詳しい内容は控えるが、モンクリは次回予告の出し方も最高にいやらしい(褒めている)

 

正確にいうとラスト5分から次回予告の流れが完璧すぎて、来週も見なくては!早く見たい!という衝動に駆られるどころか、明日大好きな花金だけど、この続きがすぐ見れるならば一層のこと明日も木曜日でいいのではないかという気持ちにさえなる。

 

「次回予告を見て来週が待ち遠しくなる」というのは、連続ドラマならではの醍醐味であり特権。普段一話完結ものを好んでみるという方にも、是非「モンクリ」でこの気持ちを味わってほしい。

そして次はいよいよ最後だが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンクリの魅力③

主題歌が良い!!!!!!

声を大にして言いたい。曲がいい!!!!!!!!!!!!!!!

 

 かねてから、私はおディーン様の歌が好きだった。2017年秋ドラマで「今からあなたを脅迫します」というおディーン様主演の作品があったのだが、これがまた何とも言えないほどのどチープ作品だった。

しかしその中で、おディーン様の歌う主題歌「Let it snow!」だけは輝いており、紛れもない名曲だと声を大にして叫びたい(♪なぜ~~雪~をみ~ると)

 

だがそんな名曲「Let it snow!」を、今作の主題歌「Echo」は超えた。優に超えた。

一話で聞いた時から衝撃が走った。

二話からはもう口ずさんでいた。あっ、こんなことを書いt…ell me why so why sowHHHHHHHHYYYYYYY~~~~~~~!!

ちなみに青木カレンさんが歌うメインテーマ「set a fire」も作品の空気にドンピシャ。あれずっとサーテファーイって言ってると思ったら「set a fire」なんですね。

 

そんなわけで始まる前は全くといっていいほどノーマークだった「モンテ・クリスト伯」。「ああ、またおディーン様が無理難題な作品をふられて低視聴率云々言われるに違いない」と思っていたけれど、見ごたえバッチリ、役者のポテンシャルを余すことなく活かしている今期の名作でした。

毎週楽しみにしているし、モンクリのことを考えているtell me why so why sowHHHHHHHHYYYYYYY~~~~~~~!!

 

 

 

 

 

頭の中でおディーン様の曲が流れるんです。どハマりしているんです、ええ。

そんな私もきっと、モンテ・クリスト・真海さん並びにおディーン様の掌で、転がされている内の一人なのかもしれない。

 

 

Echo 初回盤A

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