2019冬ドラマ初回感想③初めて恋をした日に読む話~僕の初恋をキミに捧ぐ

出来ることならば、ドラマは最初から見た方が面白い。

常々そう思っている暇な私が各局の新ドラマの感想を(TVerの無料後追い放送に間に合うように)足早に話します。

 

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初めて恋をした日に読む話(TBS火曜22時)

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火曜ドラマ『初めて恋をした日に読む話』|TBSテレビ

初回:★★★.5

4流の予備校教師である春見順子は、中学・高校時代は優等生であった。しかし、東京大学受験に失敗して以降、婚活に就職活動にと人生の岐路でことごとく失敗し、そのおかげで一緒に暮らしている母親ともかなり険悪な関係になっている。そんな中で超のつく低レベルな高校に通い、髪の毛をピンク色に染め上げた不良高校生である由利匡平から東大に受かるように指導してほしいと言われる。(Wikipediaより)

 

・ゆるっとのんびりドラマを楽しみたい人向け

深キョンが可愛い、それだけでいい

・ゆるふわなドラゴン桜、しかし深キョンが可愛い 

 

TBS火曜日10時枠に深キョンが帰ってきました。30代のこじらせ女子を演じさせたら、深キョンの右に出るものはいない。深キョンが主役にくると、どんな内容でも「オトナ女子あるあるラブコメ」として成立するので深キョンの力まじハンパない。

事件モノが多い今期、なんと貴重なラブコメ作品…!ラブコメを求めていた人、ゆるっとドラマを見たい人におすすめ。個人的には、ラブコメに出演する永山絢斗(希少種)を勝ち目ゼロでも応援したい。

 

ハケン占い師アタル(テレビ朝日木曜21時)

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木曜ドラマ『ハケン占い師アタル』|テレビ朝日

初回:★★.5

イベント会社「シンシアイベンツ」に派遣社員として入った的場中。時折奇妙な行動をとる中(アタル)が巻き起こすお仕事コメディー。

 

・キャストは演技力化け物集団

・遊川作品にしては主人公が(比較的)まとも

・ゲッターズ飯田よりも「新宿の母」「細木数子」的な占い師

 

家政婦のミタ」や「過保護のカホコ」を手掛けた遊川和彦氏の作品。一見、奇妙にも思えるアクの強い主人公が、周りのダメダメな人たちを良い方向へ導いていく…という流れが十八番。今作のアタルも、「ん?」と思うような新入社員だけど、今までの主人公たちよりは比較的まともかもしれない。杉咲花ちゃんの愛らしい笑顔に癒されます。

主役の杉咲花を始め、志田未来間宮祥太朗・志尊淳と若手キャストも演技派揃い。対する大人たちも小澤征悦野波麻帆板谷由香、及川光博とガッチガチに固めているわりに…内容はチープ!主人公・アタルが、占いを通して各キャラ達にダメ出ししていく様は、未来を見る系の占いよりも「ズバリ言うわよ!」系の説教に近い。というか、多分、恐らく、ハケン心理カウンセラーアタル…!

 

トクサツガガガ(NHK金曜21時)

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トクサツガガガ|NHK ドラマ10

初回:(期待を込めての)★★★★

仲村さんは26歳のOL。職場では女子力が高いと思われているが、その実態は戦隊ヒーロー『ジュウショウワン(獣将王)』を始めとした特撮全般を愛する特撮オタクであった。仲村さんは幼いころから特撮が好きだったが、彼女の母親はその女の子らしからぬ趣味を毛嫌いし、特撮を見ることを固く禁じた。仲村さんも表立って逆らうことなく母親の好む女の子らしいものを受け入れていたものの、高校卒業直前に特撮熱が再燃し、隠れオタクになったのだった。(Wikipediaより)

 

NHKのこだわりが凄い

・「好き」を声に出して言えない、全ての人たちに捧げる作品

・特撮好きなお姉さんが見たいならココ

 

いわゆる【生粋の陽キャ】側の人にはわからないだろうけど、隠れた趣味を持っていた人には刺さりまくることでしょう。特撮好きなはああだこうだ言わず、とにかくGO!絶対後悔させないと断言できるほど、NHKのこだわりが凄いです!劇中劇(主人公が好きな特撮作品)は本家・テレ朝と肩を並べれるクオリティで、登場するグッズも全て発売しているのではないかと思うほど。ガガガの制作陣の皆さま、プロフェッショナル出演できるのでは…!?

特撮好きなお姉さんを見たければ『トクサツガガガ』、おじさまを見たければ『メゾン・ド・ポリス』。金曜の22時、どちらを見るかで迷った方は一度、自分の胸に手を当ててみてください。

 

イノセンス 冤罪弁護士(日本テレビ土曜21時)

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イノセンス 冤罪弁護士|日本テレビ

初回:★★★

保駿堂法律事務所の若手弁護士・黒川拓(坂口健太郎)は、日本の司法制度では難しい逆転無罪を3年で5件も勝ち取った凄腕弁護士。しかし、その素顔は整理整頓が苦手で事務所の物置に住み着いている変わり者だった。(公式より)

 

ジェネリック99.9

・可もなく不可もない

 

少し変わり者の主人公が実は超優秀で、冤罪事件も逆転無罪!大掛かりな実証実験も、真実をつかみ取る為なら厭いません!!!!あれ、これどこかで…!

出だしは面白そうだったけど、進めば進むほど99.9だった。リメイクではなくオリジナルなので、ここからどう違いが出てくるのか。それとも出てこないのか…!坂口健太郎の弁護士役は良い。

 

僕の初恋をキミに捧ぐ(テレビ朝日土曜23時30分)

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土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』|テレビ朝日

初回:★★

幼い頃から心臓病で入院していた逞と、その主治医の娘の繭。8歳のある日、繭は逞が「20歳まで生きられない」ことを知り、何とか逞の病気を治せないかと悩む。そんな繭の想いを知らない逞は、「大人になったら僕のお嫁さんになってください」と繭にプロポーズ。繭は「20歳になったらぜったいよ!」と応えるのだった。やがて、逞自身も修学旅行中の診察で、自分が20歳まで生きられないことを知る。そして、繭と一緒にいても幸せにできないと考え、逃げるように全寮制の中高一貫校に入学する。(Wikipediaより)

 

・あの時の胸キュンも、10年経てば首傾げストーリーに変わる

・安定のSho-comi

・皆若い、若いけど高校生ではない

 

『僕キミ』はまさにリアタイ世代で、漫画全巻持ってました。原作を知っている側から思うのは、やっぱり何だかちょっと違う。特に繭役は、もう少しハツラツさが欲しい(個人的には友人役の矢作穂香ちゃんの方が近い。イタキスになるけど)

原作を知らなければ、今後の展開的に楽しめると思う。だけど、やっぱりそのまますれば10年前には笑ってキュンとしていた展開も、こいつら何やってんだ…展開になるんだと痛感して辛かった…。野村周平を始め、全キャストが大体20歳を超えているので、なぜ敢えてキャスティングしたのかが気になる。3年A組が、ごっそり10代を持っていったからだろうか。

 

↓初回満足度(期待度)

★5

★4.5 スキャンダル専門弁護士QUEEN

★4 グッドワイフ・トクサツガガガ

★3.5 家売るオンナの逆襲・初めて恋をした日に読む話

★3 メゾンドポリス・イノセンス

★2.5 ハケン占い師アタル

★2 3年A組・わたしのおじさん(二話見て移動)・僕の初恋を君に捧ぐ

★1 トレース~科捜研の男~

 

↓初回満足度~深夜(0時以降始まり)~(期待度)

★3.5 フルーツ宅配便

★3  ゆうべはお楽しみでしたね

何だこれは 人生が楽しくなる幸せの法則

 

次回は…残っている初回を見たら更新!(予定) 

2019冬ドラマ初回感想②スキャンダル専門弁護士QUEEN~グッドワイフ

出来ることならば、ドラマは最初から見た方が面白い。

常々そう思っている暇な私が各局の新ドラマの感想を(TVerの無料後追い放送に間に合うように)足早に話します。

 

 ↓前回はこちら

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スキャンダル専門弁護士 QUEEN(フジテレビ木曜22時)

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スキャンダル専門弁護士 QUEEN - フジテレビ

初回:★★★★.5

緻密な戦略を持ち、嘘すらも正義に変える力を持つ氷見江は法廷ではなく、様々なジャンルのスキャンダルや社会的トラブルの裏側を専門に扱う危機管理専門の弁護士。どれほどの逆境に陥ろうとも決して匙を投げることはせず、あらゆる手段を講じてでも逆境を覆すことを疎かにしない氷見は、スキャンダルによって社会的ダメージを受けて苦しむ世の女性の心に真摯に向き合い、時には人心掌握術を駆使して打開策を切り開いていく。(Wikipediaより)

 

・『刑事ゆがみ』『dele』が好き、じっくりドラマを見る人におススメ

・主人公は弁護士だけど、リーガル要素は薄い

竹内結子率いるチームのバランスが絶妙!

 

「これ面白そう」な匂いが冒頭から充満。2019年冬ドラマは弁護士ドラマが大渋滞で、プライム帯に3作品もある…!しかし今作の主人公・氷見(竹内結子)は、「法廷に立たず」に顧客のトラブルやスキャンダル対応をする専門の弁護士なので、他2作品とは別ベクトルで楽しむことが出来そう。犯罪スレスレの行いをしてまでもクライアントの利益を最優先する所など、何となくSUITSの織田裕二を思い出す。

内容は、じっくり見る人向け。あらゆる所に張り巡らされた伏線や、ふとした日常パートでもハッとさせられる氷見の言葉など噛めば噛むほど味わえる系の作品。結構な集中力で見ないと作品の全てが汲み取れなさそうなので、リアタイが良いのは百も承知で録画をオススメします!!一話は拡大尺だったこともあって少し詰め込みすぎに感じたけど、二話以降の通常回に期待している。

竹内結子率いるチームも黄金比バランス…!例えるならば、竹内結子がガンガンに工事をして水川あさみがデコボコになった部分を平らに舗装し、更に上から斉藤由貴が綺麗にコンクリートで固め、完成された綺麗な道路に咲いたお花が中川大志って感じ(どんな感じ)。とにかく主役・竹内結子と、竹内結子を支えるパワーバランスがこの上なく最高!強者揃いの中で負けじと存在感を示す中川大志(20)、有望な将来しか見えません…!(眩暈)

 

メゾン・ド・ポリス(TBS金曜22時)

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金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』|TBSテレビ

初回:★★★

退職した警察関係者のみが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れる新人女性刑事が、シェアハウスに暮らすくせ者のおじさまたちに振り回されつつも事件を解決していく物語である(Wikipediaより)

 

・某バイプレーヤーズより平均年齢高めの「おじさまシェアハウス」

・イケメン見るなら家売るオンナ、おじさま見るならメゾン・ド・ポリス

 

放送前に「2019年冬はどれが面白そう?」と聞かれたら必ず挙げていたけど、実際始まってみると想像以上にライトな作りで少し肩透かしを食らった。何も考えずにドラマを見たい時向け。某作品の「王子が大渋滞」ならぬ「おじさま大渋滞」状態で、一部の層には物凄く刺ささりそう。紳士的おじさま、お色気おじさま、ツンデレ系熱血おじさま、かわいい系おじさま、そしてエプロン姿の不器用な西島秀俊が待っています。

 

私のおじさん〜WATAOJI〜(テレビ朝日金曜23時15分)

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金曜ナイトドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』|テレビ朝日

初回:★★.5

バラエティ制作会社「テレドリーム」に入社した新人ADの一ノ瀬ひかり(岡田結実)は、入社初日に「妖精」と名乗るおじさん(遠藤憲一)に出会う。初日に辞めようとしていたひかりだが、おじさんのサポートにより戸惑いつつもADの仕事に奮闘する。

 

・テレ朝深夜の真骨頂

・何を言っても面白い罪作りな遠藤憲一

 

テレ朝深夜枠は悪びれる様子もなく、堂々と自信満々にどチープ作品を送り込んでくるので一周回って好感。そうだよな、テレ朝深夜はこうでなくちゃな!!

遠藤憲一が「妖精」と名乗るだけでクスっとしてしまうのだからズルい。そこに負けじと食い入るのが、ADあるあるを煮詰めたような純度高いチーフAD(小手伸也)や雰囲気だけでやられそうなお局AP(青木さやか)と何ともカオスな作品。イケメン担当が歩くギリシャ彫刻こと城田優なのも、何だか、濃ゆい…ッ!メゾン・ド・ポリスに続き、疲れた週末の夜におススメ。妖精の遠藤憲一が待っています。

 

グッドワイフ(TBS日曜21時)

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日曜劇場『グッドワイフ』|TBSテレビ

初回:★★★★

出産を機に弁護士を辞めた蓮見杏子は、専業主婦として東京地検特捜部長である夫の壮一郎を懸命に支え、育児に励み、家庭を守ってきた。しかし、そんな幸せな日々が続く最中に壮一郎が突然汚職の疑いで逮捕され、さらには壮一郎の女性スキャンダルまで明らかになり、懸命に家庭を守ってきた杏子の生活は激変。壮一郎のスキャンダルの真相が明確でない中、杏子は2人の子供を守るために16年ぶりに弁護士に復帰することを決断する。(Wikipediaより)

 

・内容は王道かつ無難

バファリンの半分は優しさで出来ているように、グッドワイフの8割は常盤貴子の魅力で出来ている

 

前クール作品『SUITS』のように人気洋ドラマを日本版にリメイク。フジがSUITSでしたくても出来なかったことを日曜劇場は上手く落とし込めていた。内容は至って普通だけど、主役の蓮見杏子というか常盤貴子が魅力的すぎ…!久しぶりの職場復帰に四苦八苦しながらも、妻となり母となった杏子が過ごした16年間は決して無駄じゃなかったと感じられる描写が素敵だった。そこを上手く反映できる常盤貴子も流石!今後作品内に、常盤貴子の魅力以上のものが出てくるかが肝だと思う。

 

 

□深夜ドラマ部門□

深夜ドラマとプライム帯作品は、基準や視聴者の求めるものも違うので分けました。どこからが深夜帯なのかは難しいけれど、始まりが0時以降の作品(初っ端から違うけど23時59分はもう0時だよね!!)を対象にします。

 

 

 人生が楽しくなる幸せの法則(日本テレビ木曜23時59分)

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人生が楽しくなる幸せの法則|読売テレビ

初回:何だこれは

何かと難あり(ブス)なOL3人が「ちょうどいいブスの神様」の指南によって、新たな自分へ踏み出そうとする物語。山崎ケイの人気エッセイをドラマ化。

 

・クオリティが「スカッとジャパン」

・これはいったい何なんだ

 

山崎ケイが提唱する「ちょうどいいブス」は「美人ではなくどちらかと言うと見た目はブスだけど、いけなくもない女性」のことだと思っていたので、コミュニケーションがとれない女性=ブスと表現するドラマ版に違和感。この御時世、そう表現せざるを得ないのは理解できるけど、言いたいことも言えないこんな世の中はポイズンなのはわかるけど、主軸を変えてまでドラマを作る意味…!〝見た目ブスでも仕草や気配り一つでイイ女になれるよ〟から〝社会で生きていく為には社会に対応できる柔軟さを身につけろ!〟みたいな内容に仕上がっていて、「ちょうどいいブス」になるメリットもイマイチ感じられない。山崎ケイの教えを広めたいならばドラマではなく、バラエティーのワンコーナーの方が良い。

 

フルーツ宅配便(テレビ東京土曜0時12分)

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ドラマ24 フルーツ宅配便|主演:濱田岳|テレビ東京

初回:★★★.5

咲田は東京でサラリーマンをしていたが、勤務先が倒産した事で失業し故郷へ帰って来た。故郷のラーメン店で食事をしていた所にかつての知人・ミスジと再会し、ミスジから「デリバリーヘルスで働かないか?」と誘われる。こうして咲田はデリバリーヘルス・「フルーツ宅配便」の店長見習いとして勤務する事になるが、そこに勤務する女性たちは夫のDVから逃れて来た者、生活費のために勤務する者などの様々な事情を抱えていた。(Wikipediaより)

 

・あらすじを読んで気になったら、迷わずGO

 

この手の作品は受け取る視聴者の好み次第なので何も言うまい。私は好きな視聴者です。

 

↓初回満足度(期待度)

★5

★4.5 スキャンダル専門弁護士QUEEN

★4 グッドワイフ

★3.5 家売るオンナの逆襲

★3 メゾン・ド・ポリス

★2.5 わたしのおじさん

★2 3年A組

★1 トレース~科捜研の男~

 

↓初回満足度~深夜~(期待度)

★3.5 フルーツ宅配便

★3  ゆうべはお楽しみでしたね

何だこれは 人生が楽しくなる幸せの法則

 

ちなみに★は、続編である「家売るオンナの逆襲」を基準に考えました。家売るオンナ・グッドワイフ・QUEENは、第一話の満足度としては横並びだけど期待を込めての差別化!これだけ言っておいて★1の作品が面白くなった暁には死に物狂いで筆を走らせます。

 

次回は土曜日のラッシュが終わり次第に更新(予定!)

 

2019冬ドラマ初回感想①3年A組~家売るオンナの逆襲

出来ることならば、ドラマは最初から見た方が面白い。

常々そう思っている暇な私が各局の新ドラマの感想を(TVerの無料後追い放送に間に合うように)足早に話します。

 

①3年A組 -今から皆さんは、人質です‐(日テレ日曜22時30分)

 

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3年A組 ―今から皆さんは、人質です―|日本テレビ

初回:★★

卒業まで残り10日となるなか、担任の柊一颯(菅田将暉)は3年A組29人全員を集めて、突然こう告げた。「今から皆さんは、……僕の人質です」。爆発音が鳴り響き、騒然となる生徒たちを柊は教室内に閉じ込める。彼の最後の授業とは数ヶ月前に自ら命を落とした『ある一人の生徒の死の真相』について。遺書もなく、何かを告げることもなく、突然この世を去ったかつての学園のスター生徒。この真実を知るまで誰も卒業はできない。29人の生徒は自らふたをし、目を背けていたその『真実』と向き合うことになる。(Wikipediaより)

 

ジャンル:「何か見たことがある」が詰まったサイコ系学園ミステリー

 

・普段あまりドラマを見ないライトユーザー狙い?

・ゾクゾクさせたいらしいけど、緊張感はあまり感じない

・ダイヤの原石どころか、既にダイヤな逸材が揃っている生徒たち

 

公式はとにかく私たちをゾクゾクさせたいらしいが、いまいち緊張感を感じないチープな演出が日テレドラマっぽい。ゾクゾクはしないけれど、生徒がサバイバルナイフ持っていたり教師がピーーーーー(ネタバレ)なこともするので、ショッキングな描写が苦手な人には厳しいかも。

しかしこの際内容はどうでもいい、注目すべきは若手キャスト!学園モノはダイヤの原石を見つける楽しみもあるけれど、3年A組には既にダイヤモンドが揃っている。むしろド新人を見つける方が難しい。「3年A組に出てるあの子いいよね~、絶対売れると思う!」と呟けば、「いやww既に売れてますけどwww」みたいなリプライが来るだろうから私が見つけましたツイートは避けた方が良い。個人的推しは、「母になる」「アンナチュラル」出演の望月歩とドラマ版「チア☆ダン」出演の堀田真由。唯一無二の存在感を放つ富田望生に川栄に今田美桜とか、もうメジャーどころがゴッロゴロ。その中でまた新たな才能が出てくるのかとワクワクするけど、私が見つけましたツイートはグッと堪えよう。若手キャストの黒歴史にならないことを願います。

  

②トレース〜科捜研の男〜(フジテレビ月曜21時)

 

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トレース~科捜研の男~ - フジテレビ

初回:★

23年前の6月、当時小学生だった真野礼二は学校から帰宅後に、自宅で何者かに惨殺された家族の変わり果てた姿を発見する。葬儀で真野はこの事件の真相を自らの手で解明することを涙ながらに誓い、警視庁科学捜査研究所の法医科に所属する法医研究員となる。(Wikipediaより)

ジャンル:オモシロ科捜研ミステリーかと思いきやド級のサスペンス

 

・『科捜研の女』のパロディかと思えば悪い意味で「そうじゃない」

・月曜から耐え難い重さ

・主役は船越英一郎

 

「科捜研の男」なんて言うからミタゾノっぽい感じだろうと思っていたら、ド級のサスペンスで腰抜けた。初回なのに全く掴みのない内容にも腰抜けた。漫画原作で舞台は科捜研、ヒロインの名前は沢口だから「これ科捜研の男じゃ~~ん、サブタイトルにしちゃお☆」的なノリが全てを台無しに…なぜ科捜研の男を名乗った…!

初回に思った「なぜ…」だけで3000字くらいは書けるけど、フジ的には春夏くらいに控えてる本命作品前の箸休めなのかもしれない。それにしてもアンナチュラルが大ヒットして未だに熱が冷めない今、これ持ってきます…⁉船越英一郎ファンの方くらいには薦めたいけど、私が帝王のファンなら本家本元のサスペンスを見ます。

 

③家売るオンナの逆襲(日本テレビ水曜22時)

 

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家売るオンナの逆襲|日本テレビ

初回:★★★.5

天才的不動産屋・三軒家万智。彼女に売れない家はないという。客の抱える個人的な問題をも慧眼で察知し、容赦なく関わりながら、家という人生最大の買い物を型破りな方法や手段で豪快に売りまくる彼女の働き方・生き方に、次第に周りの人間も影響を受け、感化されていく。(Wikipediaより)

 

・イケメン見たいならここ!!!!(重要)

・何も考えるな、キャラクターをただ愛でろ!! 

 

「天才的不動産屋・サンチーがあらゆる角度からプロモーションを仕掛け、家を売りまくる話」と頭においておけば、いつ何時から見始めても大丈夫。チープな内容も相変わらずだけど、キャラ設定のセンスの良さも健在!視聴者の「こんな○○、見たかった…!」が詰まった夢のある作品で、目の保養をするならば一先ずここ。完全無欠のクールビューティー北川景子をコメディエンヌとして活かせるのも家売るオンナくらいかもしれない。

 

□深夜ドラマ部門□

 

④ ゆうべはお楽しみでしたね(TBS火曜1時28分)

 

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MBSドラマイズム「ゆうべはお楽しみでしたね」 | MBS

初回:★★★

ドラクエシリーズ初のMMORPGである『ドラゴンクエストX』に最初は戸惑っていた「パウダー」だが、ゲーム内で死んでいたところをオーガの「ゴロー」に助けられたためフレンドになる。そんなある日、ゴローはアパートの賃貸契約が切れるということで、一人暮らしをしていたパウダーの家に引っ越し、ルームシェアすることになる。

しかし、パウダーはゲーム内では女キャラクターだったが現実には男で、ゴローはゲーム内では男キャラクターだったが現実では女だった。お互いに同性だと思っていたためルームシェアを承知したはずが、勘違いで異性とのルームシェアになってしまう。(Wikipediaより)

 

・ゆるっと深夜ドラマを見たい人におススメ

・本田翼の「じゃあ、ドラクエしよっか!」に作品の魅力が詰まっている

 

ゆるっと深夜に楽しめる30分。普段派手めな化粧をしている本田翼が家に帰ったらモコモコのジェラピケを着てドラクエしてるなんて、なんつー夢のような光景…!その桃源郷が、ここにはあります。岡山天音の害がないラブコメ主人公男っぷりも良い。普段イケメン声優で活躍している宮野真守が、声は良いが何とも鬱陶しいアニメイト店員を好演!2019年はドラマ界隈でも見かけることになりそう。

 

***

次回は日曜劇場「グッド・ワイフ」視聴後に更新(予定!)

とても優柔不断な私が決める年間ドラマBEST10【2018】

お題「2018年を振り返る」

 

年末の皆さんのツイートを見て勝手な使命感に駆られ、筆を取りました。自分でランキング付けすると記憶が鮮明な作品を上位に選んでしまう恐れがあるので、一人ソートサイトを作り、最終的にロボットに決めてもらいました。ちなみに完走したのは54本。本能の赴くまま、そして何よりも年を越す前に書きあげることを目標に突っ走ります!!!!!!!!年末年始の「お供」の判断材料にでもしていただけると幸いです。

 

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第10位:あなたには帰る家がある(TBS金曜22時/春ドラマ)

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金曜ドラマ 『あなたには帰る家がある』|TBSテレビ

 

昨今の不倫ドラマはもはやファンタジーの一種。過激描写やありえないっつーの!(©︎牧野つくし)的な展開の連続で、さすがの視聴者もヘトヘト。しかしあな家が描くのは不倫のスッタモンダの「その先にあるもの」で、家族の在り方や自分の生き方を改めて考えさせられる作品でした。飽和状態だった不倫ドラマ業界に一石を投じたと言っても過言ではありません。「あなたには帰る家がある」と言いつつ、顔が玉木宏なこと以外取り柄のない男・秀明の帰る家が一向に現れる気配が無いのが見どころ!

 

▼「面白いから見るべき」と第10回目放送直前に書いた記事はこちら(遅い)

asunako-hakusho.hatenablog.com

 

第9位:コンフィデンスマンJP(フジテレビ月曜9時/夏ドラマ)

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コンフィデンスマンJP - フジテレビ 

 

月曜の憂鬱さをも吹っ飛ばしてくれる泥棒3人の痛快コメディー!これぞ月9の看板に相応しく、今後月9をご担当される方々には是非履修していただきたい作品ですね。

 

第7位:女子的生活(NHK金曜22時/冬ドラマ)

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ドラマ10「女子的生活」 | NHKドラマ

 

志尊淳がトランスジェンダーを演じ、話題に。そして本当に志尊淳が素晴らしかった!!放送回数はわずか四回ながら、闘う主人公・ミキの生き様がありありと伝わる作品でした。

平成も終わろうとしている今、ミキが生きる世界は決して優しいものではなく、今でも心無い差別や偏見が溢れています。そこに現れたのが、かつての同級生・後藤(町田啓太)。この後藤が本当に良いやつなんすよ…!!!お前がモテないとか世間がどうかしてるよ!もし下を俯きそうな方がいたら見てほしい。性別立場関係なく、奮闘するミキの姿は頑張るあなたの背中を押してくれます。

 

▼「絶対見てほしい」と放送終了後に書いた記事はこちら(遅い)

asunako-hakusho.hatenablog.com

 

第7位:昭和元禄落語心中(NHK金曜22時/秋ドラマ)

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昭和元禄落語心中 | NHK ドラマ10

 

#勝手にドラマ大賞2018秋(私が毎シーズン行う)でも勝手に作品賞に選ばせていただいた。アニメとは違う形で原作の魅力を引き出した「実写化作品」のまさに理想形。特に山崎育三郎の助六が最高で、どんだけ器用な役者なんだと恐ろしくなった。芝浜での「また夢になるといけねえ」が忘れられません。あと与太郎役の竜星涼がこれまた良いんですわ…!普段トリッキーな役を当てられがちな彼ですが、真っ直ぐな与太郎もとても魅力的でした。

 

第6位:モンテ・クリスト伯(フジテレビ木曜22時/春ドラマ)

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モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐― オフィシャルサイト - フジテレビ

 

とりあえず3話まで見て。

と言いつつ、私は序盤から結構楽しんでいました。世間的には3話まで忍耐ゾーンらしいですが、モンクリは一話からみないとワケワカメなので是非一話から見てください!コンプライアンス何それおいしいの?と言わんばかりの躊躇いの無い復讐劇に毎回唖然、リアタイ時の私はほぼほぼ息を吸えていなかった(体感)。原作が明治時代でしかも外国が舞台だなんてことを忘れるほど、一つの作品として成立しています。高貴の塊・おディーン様を主役に置き、脇をガッチガチのキャストで固めている所がクゥ〜〜憎い!!やらしい!本当やらしい!!(褒めてる)一時間があっという間で、毎週木曜日が楽しみで楽しみで仕方なかった。来週へのワクワク感という連ドラの醍醐味を味わえる作品…ってじゃあ今から見たら醍醐味味わえないじゃんと思う方。こちとら、そんな貴方が羨ましいです。あの拷問のような一週間を体験せず

に続きがすぐ見れるんですもん。死ぬほど羨ましいです。

 

▼見てほしいと5.6話放送時点で書いた記事(私にしてはまあまあ早い)

asunako-hakusho.hatenablog.com

 

第5位:アンナチュラル(TBS金曜22時/冬ドラマ

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金曜ドラマ『アンナチュラル』|TBSテレビ

 

「最近のドラマ本当つまんねぇよな」と言う人に、真っ先に見せてやりたい。野木さんの真骨頂はオリジナルにありますね。一話一話にテーマがあり、何処から見ても何度見ても面白い中、若き才能が光りまくった「死の報復(ゲスト:泉澤祐希)」と「殺人遊戯(ゲスト:望月歩)」が個人的な推し回です。脚本・演出は勿論、キャスティングのセンスが抜群!脚本のポテンシャルを余すことなく発揮できるキャスティングは、あのメンバー以外考えられません。

余談ですが、一月から始まる月9がアンナチュラルと比較されボロクソに叩かれそうで今から勝手に心配してる。

 

第4位:隣の家族は青く見える(フジテレビ木曜22時/冬ドラマ)

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隣の家族は青く見える - フジテレビ

 

私が沼にハマった「ラスト・シンデレラ♡」の脚本家・中谷まゆみさんが描いた今作。となかぞでも、気付けば沼にいました。深キョン×松ケン夫妻の妊活ドラマかと思いきや、現代のあらゆる多様性をテーマにした作品。事実婚、ゲイカップル、そして普通だと思っていた家庭にも悩みがあったのです。

人の幸せを願っている場合じゃないのは百も承知で、それでも願わずにいられなかった深キョン松ケン夫婦の幸せ…!来世は深キョンに生まれたいし、来世は松ケンみたいな旦那さんが欲しい。そしてわたさくフォーエバー…!単純野郎なので、気付けばDISH//のCDが家にあった。

 

▼これも最終回二話くらい前に書いた記事(とても遅い

asunako-hakusho.hatenablog.com

 

第3位:義母と娘のブルース(TBS火曜22時/夏ドラマ)

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火曜ドラマ『義母と娘のブルース』|TBSテレビ

 

この夏の大本命!序盤にナンダコレと思っていたのも束の間、すっかり虜になっていました。枠が同じで契約結婚絡みだからか何かと逃げ恥と比較されがちだけど、ぜんっぜん別物。

綾瀬はるか演じる亜希子さんがこれまた良い人で(ギボムスワールドには基本良い人しか存在しない)、それが作品の心地良さにも繋がった。そして何と言っても 竹  野  内  豊!!!佐藤健井之脇海も良いけれど何と言っても 竹  野  内  豊!!!90年代、ビーチボーイズなどで世間の女子をキャアキャア言わせた彼が平成最後の夏、またもやお茶の間を席巻しようとは…!!ご本人には最低でも120歳くらいまでは長生きしていただきたいし、日本政府はどんな手を使ってでも竹野内豊のクローンを生み出すべき。次の時代で是非お願いします。

 

第2位:透明なゆりかご(NHK金曜22時/夏ドラマ)

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透明なゆりかご | NHK ドラマ10

 

文科省の皆さーん、ここですよ〜!!

自身も発達障害を抱えた見習い看護師のアオイが、町の小さな産婦人科で奮闘する物語。産婦人科ものだと「コウノドリ」が挙げられますが、それとは180度違うアプローチで攻めています。17歳のアオイが立ち会う現場は、中絶・母体死亡・未成年出産と想像を絶するものばかり。民放ではちょっと放送できないかもしれません。目を背けたくなるような重いテーマを扱っていても、透明感と柔らかさがある作品に仕上がったのはひとえに主演・清原果耶ちゃんのお力…!ある種の浄化作用のようなもの(間違いなく特集能力)を持っているんですよね、芝居も良いけどナレーションの威力が凄まじいです。ザ・ノンフィクションのナレーションをした日なんかには、内容に関わらず滝のような涙を流しそうNHK最大のラッキーは、清原果耶という女優に出会えたこと。次の時代でも語り継がれるべき作品です。

 

第1位:記憶(BSフジ水曜22時/春ドラマ)

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『連続ドラマ「記憶」』|BSフジ

 

贔屓目なしに見ても、どう考えても一番だった。

テレビにも出演するような有名弁護士がアルツハイマー病に侵され、自分の生涯をかけてある事件の真相究明をする物語。一見関係なさそうに見えますが、共通するのは「人としての尊厳」なんですよね。韓国ドラマのリメイクですが、非常に良く出来ていて何でフジテレビは地上波プライムで放送しなかったのか甚だ疑問。全12話で枠からはみ出ようとセンシティブな題材だろうと、地上波プライムで放送すべき。今からでも遅く無いので、来年の秋ドラマらへんで地上波プライム放送してほしい。視聴率20%は間違いなくいくし、ドラマ好き10人に見せたら10人が面白いというであろう変な自信があります。え?私?

 

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勿論作品には出演しておりません!(©️アンジャッシュ渡部)

 

でも大恋愛が話題を掻っ攫っている中で追随するように地上波夕方枠で再放送していた心意気は嫌いじゃないぜ…!

ちなみに私はぎぼむす並みに泣いた。とても良い作品だし、もっと沢山の人に見てほしい作品なので一位にしました。そして万が一フジテレビ関係者の方がいらっしゃいましたら、これを是非とも地上波プライムに持ってきてください。月9でも良いと思いますが「月曜から重い」と言われるのが目に見えているので、木10で大丈夫です。

 

▼入りきらなかったドラマ▼

家政婦のミタゾノ2(テレビ朝日金曜23時/春ドラマ)

おっさんずラブ(テレビ朝日土曜23時/春ドラマ)

・dele(テレビ朝日金曜23時/夏ドラマ)

バイプレイヤーズ〜もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら〜

(テレビ東京水曜22時/夏ドラマ)

・獣になれない私たち(日本テレビ水曜22時/秋ドラマ)

 

ちなみに11位はdeleでした…!単に好みの問題で、クオリティではTOP3入りします。順番はさておき、どれも質の良い作品だと保証します!

 

▶年末年始の暇を楽しみたい(誰もが楽しめる)

アンナチュラル・ぎぼむす・あな家・コンフィデンスマンJP・ミタゾノ

▶イケメン・美女を見たい(キャラ萌えが強い)

アンナチュラル・となかぞ・コンフィデンスマンJP・おっさんずラブ

▶気合を入れてドラマを見たい

記憶・モンクリ・dele

 

をオススメします!NHK勢のクオリティは素晴らしいけど、年末年始に見る作品ではないな…

 

▼単発ドラマ部門▼

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黒井戸殺し - フジテレビ

 

 

2018年は本当に豊作で「こんな面白いクール二度とこないわ…」と思っていたら、次のクールも面白かった…!が続く、神がかった1年でした。こんなにヒット作が生まれて2019年は大丈夫…?と勝手に心配していますが、素人の無駄な心配で終わることでしょう。

私がドラマをここまで見るようになったのは、仕事からの現実逃避がきっかけです。やるべきことはあって、でもどうしても出来なくて、逃げるようにドラマを見始めました。すると面白いのなんの。この面白さを共有したい~と思い、友達に「昨日のドラマ見た?」と聞きまくったら皆口揃えて「見てない」って言うんです。愕然としましたね。そこで始めたのが明日菜子名義のブログとTwitterです。「今のドラマの面白さを、一人でも多くの人に知ってほしい!」こう見えてあんな記事書いておいて、根底には強い気持ちがあります。

 

2018年は明日菜子な私にとっても、嬉しい一年になりました!一人でも多くの人に伝えたいと思っているので、どんな形であれ沢山の人が見てくださったり、フォロワーや読者の方が増えてくださるのはシンプルにとても嬉しいです!ありがとうございます!

過去の記事を「あちゃー」と思いながら貼りましたが、記事を読んでくださった方々には感謝の言葉しかありません。来年は「あちゃー」と誤字が減るよう精進します!

 

来年もどうぞよろしくお願い致します。皆様にとって、素敵な一年になりますように!

朝ドラ「まんぷく」で始めるトゥラッタッタ♪的朝活のススメ


「朝活」という言葉をご存じだろうか。

 

《「朝活動」の略》始業前の朝の時間を、勉強や趣味などの活動に当てること。

 

毎朝バタバタと過ごす私の中では「朝活=意識が高い人々がする行い」のイメージだった。しかし最近「朝活」がメディアでも取り上げられるようになり、その言葉を見るたびに私のちっぽけな好奇心は膨らんだ。仕事が終われば直帰しドラマを見ながらTwitterで呟く日々を過ごす私も、朝活を始めればキラキラOLに近づくかもしれない…!

 

私は一抹の希望を胸に、朝活を特集していた日経WOMANを手に取った。キラキラした人たちはどんな朝を過ごしているのだろう。

 

 

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気づけば私は日経WOMANを閉じていた。なにこれ神々の行い?

 

神々の真似は出来ないけれど、凡人の私が10月から始めた朝活がある。NHKの朝ドラ「まんぷく」を見ることだ。

 

www.nhk.or.jp

 

まんぷく」は、日清食品ホールディングスの創業者でカップラーメンの生みの親・安藤百福と妻の仁子を題材にしている。ヒロインの福子は安藤サクラ、夫の萬平は長谷川博己何処となくサブカルみを感じる夫婦だ。

朝ドラでは主題歌と語りも重要らしく、毎回キャストと同じくらい話題になる。今作では主題歌・DREAMS COME  TRUE、語り・芦田愛菜コーヒーやメガシャキよりも確実に目が覚める朝の最強コンボだ。特にドリカムが歌う「あなたとトゥラッタッタ♪」は、実家にあった太鼓とホイッスルを鳴らしながら盛大に歌うドラえもんの目覚まし時計を思い出した。

 

「明日から朝ドラ見れるかな…」と謎の緊張に襲われた放送前夜から一か月半。

私の朝活はまだ続いているし、何ならハチャメチャに楽しんでいる。芦田愛菜ちゃんのナレーションも心地いいし、あの陽気な主題歌を聞いても「ドリカムに煽られてる?」と思わなくなった(煽ってはいない)。

恐らくこれだけ楽しめているのは「作品と私の相性が良かったから」に他ならないのだろうが、「まんぷく」は朝ドラ初心者にこそ勧めたい朝ドラだ。

 

「HERO」や「先に生まれただけの僕」を手掛けた福田靖の脚本は今回も明快で、話がすんなりと入ってくる。キャストの芝居は申し分ないほど素晴らしいし、朝から胸を熱くさせる場面も多い。2018年秋ドラマはしっぽりとした雰囲気の作品が多いので、特にTHE王道が好きな方にはぴったりな作品だと思うのだ。話は既に40回を迎えたが、今からでもまだ間に合う。と思う。まだインスタントラーメンのイの字も(即席麺のその字も)出てきてないし、第二の見どころであろう菅田将暉の影すら見えていない…(2018年11月18日時点)

 

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現在の福子と萬平は戦争を乗り越えハンコ屋で一儲けした後、拠点を泉大津に移した。軍の倉庫にあった大量の鉄板と広がる海を見て、萬平は製塩業を思いつく。とにかく人手が欲しいからと部下の神部が勧誘をしまくった結果、萬平は1日にして15人の社員(通称:塩軍団)を抱える社長になった。

一から始めた製塩業が最初から上手くいくはずもなく、福子は親友・ハナの旦那(地主)に資金を借り、社員を食べさせるだけで精一杯だった。やっと出来た塩も萬平の知り合い・世良に騙され、正当な取り分さえ貰えていなかった…のだが、遂に萬平が騙されていたことに気づく!(祝)一方の福子は、「福ちゃんがしっかりしないと会社は潰れてしまうわよ!」とハナに言われ、自分に何が出来るのかと考えている最中だ。ちなみに萬平が騙されるのは今に始まったことではなく、過去にも共同経営者だった加地谷(片岡愛之助)に騙され一度投獄されている。萬平の「食への強い執着」は辛かった獄中生活の中で生まれたものだ。

 

最新話の第42回では、たちばな塩業の塩を世良が闇市で下ろし、萬平たちには内緒で多額の利益を得ていたことが明るみになる。福子は世良を問いただしに大阪の商工定例会へ。そこには世良だけではなく、かつて投獄中の萬平を助けた三田村会長の姿もあった。福子は会長に現在の状況を伝え、萬平がどのような想いで塩作りに取り組むかを話す。その結果、萬平の将来に期待した三田村会長から3万円(約1000万)の投資を受ける棚ぼたサプライズ!幸せは続き、福子のお腹には新しい命が宿っていることもわかった。

 

ちなみに、私が「まんぷく」を見る際には3つのルールがある。これから挑戦してみようと思う方にも是非おススメしたい。

 

  •  毎日必ず一話ずつ見る 

週末にまとめ放送があるものの、15分×6日=90分と考えると民放の二時間ドラマに匹敵するボリュームだ。それを毎週末見ると思うと中々の根気が必要だから毎日見た方がいい、と某バーのマスターに言われ私は日々実践している(受け売り)。

特に「まんぷく」の場合、毎回15分の中に起承転結があり山場もある。一度に見ると山場が小波のように感じてしまうと思うので、某バーのマスターと同じく私自身も「一日一話」をおススメする。

 

  • 空腹で見ない

タイトルで御察しの通り、空腹状態で見るとマジでつらい。

 

  • 番組公式アカウントや、感想・実況アカウントをフォローする 

今作には優秀なTwitterInstagramの公式アカウントがある。出演者のオフショットは勿論、その時代の小話や作品の補足など参考になることも多い。インスタにはダイジェスト漫画もあるので、頭を整理するのには抜群だ。

更に楽しみたい方は、朝ドラクラスタの方々がされるツイートもおススメする。朝ドラと大河ドラマは期間が長いだけあって固定客が多く、民放ドラマよりも層がぶ厚い。公式顔負けの考察ツイートやイラスト・漫画など「#まんぷく」タグの汎用性は多岐にわたり、15分の物語をより深く感じることが出来る。ちなみに私のツイートは朝呟くだけで必死なので、特に見る必要はない。

 

私の朝活が日経WOMANに取り上げられることはないだろうが、「まんぷく」のおかげで朝の時間が格段に楽しくなった。

始まった頃はテレビ前にいることだけで必死だったが、今ではすっかり習慣づき比較的余裕をもって「まんぷく」を迎えられるようにもなった。日曜日の夜も「明日まんぷくがある!」と思うと、憂鬱さが少し緩和される気がする。

1ヶ月半でここまで変わったのだ。この調子でいくと、朝からトゥラッタッタ♪と鼻歌を歌いながらパンケーキを焼く私、なんてのも近い未来にいるかもしれない。

 

日経ウーマン 2018年 8 月号

日経ウーマン 2018年 8 月号

 

 

 

彗星のごとく現れた期待のトンチキ枠「黄昏流星群」※ネタバレしかない

ドラマ感想アカウントをしていてつくづく思うのは「自分が好きな作品と実況映えする作品は必ずしも一致しない」ということだ。例えば今期で言うと「昭和元禄落語心中」は45分間画面に集中した方が良いし、「けもなれ」もまずは物語をストレートに楽しむことをオススメする。ではどのような作品が実況映えするのか考えてみた。


「ドラマをただ見ているだけでは物足りず、何かを言わずにはいられなくなる作品」が一つの基準だ。更にこの上に位置づけされるのが「視聴者にツッコミされるために生まれた作品(トンチキ枠)」である。不倫ドラマなど元の設定からアレな作品によく見られ、「奪い愛、冬」や「僕のヤバイ妻」はその枠の代表選手だ。トンチキ枠は、視聴者のツッコミがあってこそ完成するといっても過言ではない。
そのトンチキ枠の中でも私が度々話題に出すのが、テレビ朝日の「明日の君がもっと好き」だ。どんな作品かは未だに私もよくわかってはいないが、作中の様々なぶっ飛び描写が一部で話題になった。最初は文句を言いつつ視聴していたものの、とっちらかった内容が物凄い速度で解決した最終回にはある種の感動を覚えたし、FFの枠を超えてやいのやいの言う土曜の夜は何だかんだで嫌い…じゃな…かった(ちなみに今作はDVD化すらしていない)

 

このトンチキ枠に、今シーズン新規参入してしまった作品がある。フジテレビ木曜22時「黄昏流星群」だ。

 

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リアルタイムで見たのは三話が初めてだったが、初回から「トンチキ枠」への並々ならぬ才能を感じていた。局も制作陣も役者も違うのに、作中に漂う雰囲気があの「明日の君がもっと好き」を何処となく彷彿させたからだ。一人で見た後に「私何見ているんだろう…」と悶々とした気持ちになるのも、あの明日君以来のことだった(褒めていない)

 

視聴率がおかしいのか私のTLがおかしいのかは不明だが、黄昏流星群TL視聴率は60%~70%くらいあり、木曜日の22時に私のTLに浮上していた人はほとんど黄昏流星群を見ていた気がする。すると後日、

 

「黄昏流星群おもしろいらしいのに見てなくて後悔した…」

 

というツイートをちらほら見かけた。いや違うんだそういうのじゃない。まじでそういうのじゃない。

 

そのツイート一つ一つにリプライを飛ばそうと思ったが、それはそれで怪しいし私が黄昏流星群をゴリ押ししたいのかと思われたら困るので、ブログを書くことにした。黄昏流星群は面白い作品ではない。見ないことを後悔するような作品でもない。

どちらかというと、いや紛れもなく「おかしい」作品なのだ。

 

 

 

1.真面目な作りなのにおかしい

トンチキ枠に該当する作品は、そもそもの装いが他と違う。大体タイトルやメインビジュアルでその独特な雰囲気を感じ取れるものだが、黄昏流星群にはそれがない。
主演は佐々木蔵之介。公式は「人生の岐路にたたずむ男女の切ないラブストーリー」と位置づけし、主題歌は平井堅佐々木蔵之介世代の大人のラブストーリーと聞くと、「最後から二番目の恋」のような作品かと思うがこれが全然違う。ぶっちゃけ「最後から二番目の恋」は見たことないがきっとこういうのじゃない。
 
しかし、作品の骨組み自体は至って真面目だ。キャストもスタッフも大真面目だ。キャストインタビューで栞役の黒木瞳「登場するすべての恋愛の、美しさと切なさをお楽しみ頂けたら嬉しいです」と語っているし、春輝演じる藤井流星「今まではコメディー作品への出演が多く、大人な恋愛ドラマは初めてです」と言っているが黄昏流星群も間違いなくコメディだと思う。
 
しかし、我らが佐々木蔵之介だけは今作の異様な雰囲気に早くも気づいていたようで
 
真璃子も娘の婚約者、日野春輝(藤井流星)と禁断の恋に落ちていくことになるし、娘の美咲(石川恋)もいろいろあって。ストーリーの概要だけ聞くと“ありえないやん、これなに?”ってなるかもしれませんが(笑)。
(公式HPより)

 

「ありえないやん、これなに?」

 

 

 

 

2.背景があからさまなCGでおかしい

 
黄昏流星群と検索すると、高確率で「合成」や「CG」と出てくる。視聴者を騒然とさせたのはトンチキストーリーではなく、その背景。記念すべき第1話にびっくりするほど雑なCGをぶつけてきたからだ。
 
問題はスイスで起こった。
銀行から突然の出向を命じられ絶望に陥った完治は、家族に黙ってスイスのマッターホルンに向かう。そして運命の女性・栞に出会い、完治は恋におちる。一度は意気投合したものの、気持ちを抑えきれなかった完治の突然のキス(まあまあのホラー映像)に栞は驚き拒絶。朝になると栞は姿を消していた。後悔した完治は、あてもないスイスで彼女を懸命に探す。
 
 
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「エーーーーーーーーーーーーーーー!」
 
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©️まんぷく

 

 

 

 

 

3.主要人物がもれなく皆おかしい

 

素人顔負けのCGもさることながら、何だかんだ言ってもこの一言につきる。「セカンドライフに差し掛かった男女の切ない恋」と銘打っているが、大前提として瀧沢家は皆どうかしているということを頭の片隅に置いていただきたい。

 
 

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まずは一家の大黒柱・完治。
仕事一筋の完治は銀行員として恥ずかしくない人生を送ってきた、という設定もつかの間。スイスで栞にフラれ意気消沈するも、出向先の子会社でまさかの栞と再会。四話放送終了段階の今、「出向も悪くないな」とロマンティック恋の花咲く浮かれモード真っ只中である。
その完治を怪しいと疑う妻の真璃子(中山美穂)。娘にも友達にも絶対浮気してるよ!と言われ相手は銀行時代の部下・篠田(本仮屋ユイカ)ではないかと探るが、真璃子も違う男に心惹かれる。相手は娘の婚約者・春輝(藤井流星)!完治の比にならないほどタチが悪い。ミポリンの方が断然悪い。しかも徐々に惹かれるのではなく、割とすぐ好きになる。イケメンだから仕方ないのかとは思うけど、いやそれでも、それでもそこに 理性 は な い のか …!ちなみに真璃子のロマンティック恋の花咲く浮かれモード時には中島美嘉が流れ、ハーレークイーンで小説を出せるんじゃないかレベルの妄想が始まる。
 
母娘三角関係の頂点にくる春輝は有能なイケメン弁護士!唯一の欠点はマザコン!…と言いたいが、人様の家に黙って入ってくる癖があるので個人的にはそちらの方がヤバイと思う。
 
親子の三角関係ってどこの層が喜ぶんだよと思う程にベストオブいらない設定なのだが、恐ろしいことに今作ではこの誰得三角関係がもう一つ存在する。栞×完治×栞の母だ。もう一度繰り返す。栞の母だ。
 
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栞(黒木瞳)は倉庫会社の食堂で働きつつ、一人で痴呆症を患う母の面倒を見ている。結婚はしておらず、親の介護で自分を犠牲にし続けてきた女性だ。完治との登山デートの時も山には登れず、急に病院から呼び出されてしまった。その時に完治と栞の母が初めて会うわけだが、そこで栞の母のボケが炸裂!完治を自分の夫と思い込み、「あなた〜会いたかったわ〜」と突如色めき出す。ここまでは微笑ましい光景だったが、
 
「ほら〜ここもさすってくれたでしょ!!」
 
と自分の胸に完治の手を無理やり押し付けだす。地獄絵図かと思った。願わくばこの下りは二度と出てこないでほしい。
 
 
父は旅先で出会った女と不倫をし、友達のように仲が良い母は自分の婚約者に恋をして…となると一人娘の美咲(石川恋)が可哀想…!!
 
と思うが、美咲も美咲で何かあるらしい。それが突如判明したのも第四話だった。春輝も「美咲には別に好きな人がいるかもしれない」と漏らしていたし、当の美咲本人も首元のキスマークを見て意味ありげに微笑んでいた。もし美咲まで只ならぬ道に走っていたら万引き家族もドン引きの不倫家族誕生だ。そのキスマークは誰がつけたんだよ美咲!!(ちなみに母はそのキスマークは春輝さんがつけたの…?と悶々とする)
 
この疑惑の真相がひょっこり顔を覗かせたのも、第四話のラストだった。
遂に完治と栞はホテルに向かう。緊張した面持ちでエレベーターを待っていたら、何と中では若い女と初老の男性が熱烈なキスを交わしていた。
 
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人が入ってきたことに気づき、キスを辞めた年の差カップル。しかしよく見ると…その女は自分の一人娘・美咲だった。
 
 
 
 
 
 
 
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まさかの美咲?!隣のジジイ誰だよ!!!そんなジジイこちとら知らねえぞ!!!知らねえぞ!!!!と思っていたら、その相手が誰もが知る適当おじさんこと高田純次だったのだから荒ぶっていた我々Twitter勢も一気に黙る(ちなみに高田純次は脈略もなく初登場)。トレンド検索が「黄昏流星群 CG」から「黄昏流星群 高田純次」に変わった瞬間だった。
そこで美咲も完治との栞の姿に気づき、二度目の地獄絵図で第四話は終わる。第五話ではトンデモ一家+婚約者で旅行に行くらしいが、父娘どんなメンタルで旅行に行くんだよと問いただしたい。というか高田純次はどこから出てきたんだよ!!
 
***
 
以前、このようなマシュマロ(匿名質問)をいただいた。
 
Q.よく話題に出る『明日の君がもっと好き』が気になります。そんなに面白い作品だったのですか?
 
何度も言うが、明日の君がもっと好きも「面白い」ではなく「おかしい」作品だった。あの当時TL上にいた人達に「明日君は見た方がいいか?」と聞けば、大抵の人が「見なくて良い」と答えると思う。このマシュマロを見て爆笑すると同時に、我々のせいでいらぬ弊害を生んでしまったと反省した。
 
では今作はどうだろう。
 
 

Q.黄昏流星群は見た方が良いですか?

 
 
 
 
 
見なくていい。
 
 
 
 
 
見なくていいが、もしこれを読んでいるあなたが木曜日22時にTwitterに来てくださるのならば、私は心の底から歓迎する。
 

私、ガッキーかもしれない 「獣になれない私たち」初回感想

「女の人、すごい格好だなぁって…ブーツかっこいい〜」

 

「…ああいうのってさ、どこにアピールしてんだろうな?」

 

「…どこ?」

 

「あれ好きな男、そうそういなくない?」

 

「…着たい服を、着てるだけなんじゃないの?」

 

 

恋人同士の何気ない会話にしては中々シビアだと思った。いくら田中圭相手だとしても、私もガッキーのように「誰しもが男に好かれたくて服を選んでいるわけじゃない」とやんわり伝えてしまうかもしれない。

 

www.ntv.co.jp

 

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10月に入り、いよいよ秋ドラマが始まった。いつものバーのマスター曰く「夏は皆出かけることを見越して、秋ドラマに各局力を入れるんじゃない?」と言っていたから全国民が夏の思い出作りに行くと思ったら大きな間違いだと思いつつも、秋が来るのを楽しみにしていた。しかし月9のSUITSで少し肩透かしをくらってしまい、火曜の2作はというと輪郭があまり掴めなかった。となると、必然的に水曜日の「獣になれない私たち」への期待値が更に上がった。作品が始まる前から「この脚本家だから絶対面白い」とかドラマ好きにしか伝わらないようなことは言いたくないという変な気持ちがあったから言いたくなかった、言いたくなかったけれど。野木さんの「けもなれ」が面白くなかったら私は今期どうすればいいの…とまで思っていた。何故か少しの緊張感を抱いてドラマを見てみると、やっぱり面白かった。陳腐な表現だけど「さすが野木さん」としか言いようがない初回だった。

 

大天使・ガッキーは、今世ではECサイトを運営する会社で営業アシスタントとして働いている。クラフトビールバー「5tap」が行きつけで恋人は皆大好き田中圭という何ともキラキラな滑り出しかと思いきや、4年も付き合っている恋人にあまり本音は言えず、会社ではパワハラ社長に仕事を押し付けられ無気力の新人や戦力外の営業の尻拭いをさせられ、と心身ともに擦り減っていく日々を過ごしていた。私の周りに大天使ガッキーは勿論いないけど、ガッキー演じる「深海晶」のような人はいる。出来る故に頼られるけど自分自身は人に頼れず、困ってても周りを気にしてニコニコしている人、我慢している人。あそこまでひどい環境ではないし晶のように仕事が出来る人間ではないけれど、私にも思い当たる部分があった。私の中にも晶…ガッキーの部分があるかもしれないし、え、何なら私ガッキーかもしれな(略)

 

晶と出会うのが松田龍平演じる松田龍平、間違えた「根元恒星」だ。と言うのもこの根元という役が、まさに私たちがイメージする松田龍平まんまなのだ。個人事務所で会計士・税理士をしていて、感じが良さそうなのにスイッチが入ると他の追随を許さないほどの毒舌で攻める男・根元。松田龍平の恐ろしい所はどの作品のどの役においても、例えそれが180度違う役柄でも「松田龍平って普段もこんな人なんだろうな…」と見る側に思わせてしまう所だ。カルテットの別府さんの時も「普段の松田龍平って感じだな」と思ったのに、別府さんと全く違う今回の根元という役でも「普段の松田龍平って感じだな」と思ってしまった。実際、松田龍平本人が別府さんと根元の要素を持っていたら中々危ない二重人格だがそれでも思ってしまった。そんな根元は、菊地凛子演じる呉羽と付き合っていてカルテットの菊池亜希子に続き何とオサレな二人だと思いきや開始早々、呉羽は別の人(交際0日)と結婚すると言い出すのだからドッヒャーである。でも菊地凛子なら言いそう。

 

同じ店の常連客、という事くらいしか共通点がない正反対の晶と根元。公式曰く「大人たちのラブ(かもしれない)ストーリー」とのことで、先の展開が中々読めない上にラブストーリーだと思って油断していたらバリバリ社会派な側面も見せる、強烈な第一話だった。

 

放送終了後、様々な感想をTwitterで見た。

中には「想像以上に重い」「キツイ」という意見もあったほど、晶が置かれている環境は初回から堪えるものがあった。「大天使・ガッキーの御顔なだけで人生スーパーイージーモードっしょ!!」と庶民の私は思っていたけれど、ガッキーはガッキーで、美人は美人で大変なのだ。自分がどれだけ努力しようと、周りが変わらないと出口が見えない問題は辛い。しかしそこはあの野木さん。野木さんならどうにかしてくれると思った1話のラストだった。あの1話を見て、辛いと自分のことのように感じた小さなガッキーを抱える人たちにとって、少しでも胸が晴れるような展開になればいいなぁと思う。

 

そう言えば友達に「今度〇〇さんとご飯食べに行こうよ。何曜日がダメとかある?」と聞かれた。我ながらどれだけテレビ見たいんだよと思いつつも、春はモンテ・クリスト伯をリアルタイムで見たいから木曜日以外と言い、この間まではギボムスの為に火曜日以外にしてくれと言っていた。「何曜日でもいいよ、みんなに合わせる!」と言ってしまったけど、やっぱり秋もダメな曜日は言っておこう。そんなことを思った水曜の夜だった。